概要
Waitze Residence
Waitze邸の建築コンセプトは、小さな敷地からでも素晴らしい都心の眺望をというところから始まりました。片側にわずかに角度をつけ、通りに面した背の高いカーテンウォールを見ることができます。 190㎡と比較的小さな住宅ですが、限られた敷地面積の中で4階建てと屋上テラスを実現しました。ヴォイドスペースと十分な自然光により、広々とした印象が保たれています。
厳選された外観素材は、都会的でありながら温かみのあるもの、未塗装のコンクリート、白い漆喰、亜鉛のサイディングで構成されています。 これらに加えて、マットシルバーのアルミ窓枠、細部にまでこだわったステンレス製の手すり、チーク材のデッキなどを採用しています。
内装にはチーク材の床板と壁板、そして日本伝統の白漆喰が使用されています。豊かな日光量を確保し、断熱性の高い壁や二重ガラスを採用することで、消費電力を最小限に抑えています。
オープン階段と中2階は、すべてのフロアを視覚的につなぎ、一体感を持たせることで家の奥からも景色や光を感じることができます。
ルーフテラスは、3階の中2階から片持ち梁の半螺旋階段でアクセスするデッキです。 ここにはアウトドアキッチンとサウンドシステムが設置されており、都市のパノラマビューを楽しみながら、エンターテインメントに興じることも可能です。
Waitze邸は、効率性を追求し東京の中心部で空間、光、素材、景色をすべて効果的に活用しています。