概要
Dharma Niseko
ダーマニセコは、ひらふの顔とも言える「もみじ坂」に位置しています。この通りはレストランやバーが多く、建物のスタイルも特徴的なものが並んでいます。70年代の建設ラッシュとスキーブームにより誕生した小さなペンションやホテルが、その後外国人観光客の増加に伴い、2000年代前半以降に建設されたブティックホテルやレストランと共存しながらユニークな街並みを形成しています。
そのもみじ坂の新しいランドマークとして登場したダーマニセコは、山間部に建つ現代建築としてシンプルでコンテンポラリーなフォルムが採用されており、通りに面した魅力的なレストランとシンボルツリーであるモミジの木、そしてその下に設けられたテラス共に、もみじ坂に新たな表情を加えています。
建物の外壁は、テラコッタの鋸歯状ブレードを水平に重ねたもので、冬は粉雪を受け止め、夏には魅力的な影を落とし、光の変化で煌めきを放ちます。
ホテルのリビング、ダイニング、スイートルームにはパノラマビューを楽しめる大きな出窓があり、自然光とくつろぎを提供します。自然素材をふんだんに使ったコンテンポラリーなインテリアは、日本の風土を感じさせるとともに、リゾートのミニマリズムの美学を表現しています。