Ring Chapel

グアム島の中央にある山の湖の端に位置するリング・チャペルは、フォルム、テクトニクス、インテリアは、空間と光、特に熱帯の日常の変化する色と影を表現しています。
チャペルの大きな窓は、湖や庭園、上空のダイナミックな空とシームレスにつながっています。両端の高いカーテンウォールと身廊の高いサッシが、チャペルに透明性を与えています。また、これらの要素は高揚感をもたらし、湖上に浮かぶ建物のような印象を与えるのです。カスタムデザインのブライズソレイユは、太陽のまぶしさを抑え、光を調節し、身廊に筋状の影を落とすとともに、丸天井の楕円形のフォルムを強調しています。東側のカーテンウォールには色とりどりのガラスが使われており、トラバーチンの床には紺碧と藍色のストライプ状の影が映り込みます。
このチャペルの丸天井は、細い柱を介して大地に降りており、まるで両手が地面に伸びているかのようです。湖に投影されたチャペルの丸天井は、完全な楕円形に映し出されています。 このリングは、夜になると湖の静けさの中で際立って見え、チャペルの重厚さ軽くすると同時に、永久的な制度としての結婚を暗示しています。
吹き抜けの天井には、弊社がデザインしたモビール「クリスタルシャワー」が吊るされています。さまざまな形や大きさの3,000個のスワロフスキー・クリスタルで構成されたこのモビールは、常に踊りながら輝き、太陽光を屈折させたり反射させたりして虹色の光を放ちます。下から見ると、クリスタルが雨粒のように浮遊しているように見え、夜になるとスポットライトの光の中で、クリスタルは星座のように輝きます。